「お客様の全てを自分が担当したい」というのが、私の税理士としてのこだわりのひとつ

すべて自分が担当したい
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税理士
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私が税理士事務所を開業するにあたってのこだわりのひとつは、「お客様の全てを自分が担当したい」ということです。
それは、人を雇っていない現在はもちろんのこと、もしも将来人を雇ったとしても変えるつもりはありません。
(今のところは雇うつもりはありませんが)
「お客様の全てを自分が担当したい」というこだわりについてまとめました。

 

よくある税理士事務所のカタチ

よくある税理士事務所の運営形態は次のようなカタチです。

  • 職員ごとに顧問先の担当を割り振る
  • 普段の顧問先に対する対応は、その担当職員がおこなう
  • 決算時など、最後は税理士の先生が申告書などをチェックする

このように、いわゆる職員による「担当制」というカタチがとられているところが一般的です。
実際に私が働いていた税理士事務所も担当制でしたし、岐阜県のような地方の税理士事務所のほとんどは担当制なのではないでしょうか。

税理士事務所がこのようなカタチをとることが多い理由としては、担当制であればひとりの税理士で多くの顧問先を抱えることができるからでしょう。
普段は税理士事務所の職員が担当すれば、そのあいだ、税理士の先生は他の仕事をすることができます。

なかには、代表の税理士の先生は営業に特化するという割り切っている事務所もあります。
また、普段職員に任せておくことにより、職員のスキルアップにつながるという側面もあります。

さらに、もしもひとりで全ての顧問先を担当していたとしたら、人にもよりますが顧問契約はせいぜい20件から30件が限界です。
ですから、担当制というのは顧問契約を主とする税理士事務所にとっては一つの理想型なのです。

 

私が自分が全て担当することにこだわる理由

税理士事務所を経営する立場としては、担当制にするのがひとつの理想型ではあります。
しかし、私は担当制ではなく私自身が全てのお客様の担当をしたいと思っています。

それは次の理由があるからです。

  • 私を選んでくださるお客様だから
  • 税理士がお客様のことを把握すべきだから
  • 経営者のパートナーだから

 

私を選んでくださるお客様だから

私に仕事を依頼してくださるお客様は、どういうカタチであれ私を選んでくださったお客様です。
特に私の場合は、仕事に対する考え方をブログ上で日々発信していますし、初めてお客様にお会いする時なども、自分の考えはお話しするようにしています。

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私は自分の考えをよく話すので、「めんどくさい人」だと思われているのかもしれませんが、考え方が真逆の方とは仕事がしづらいですし、ミスマッチはお互いの為にもなりません。
ですから、めんどくさい人だと思われたとしても、考え方は話すようにしています。

その上で私仕事を依頼してくださるということは、「私を選んでくれた」ということです。
その選んでくださったお客様の気持ちの応えたいというのが私のいちばんの想いです。

また、本当に私のことを必要としてくださるお客様に全力を注ぎたいと思ったのが、私が独立した理由でもあります。
そういったこともあり、私を選んでくださったお客様の担当は全て私がやるのが筋だと思っています。

 

税理士がお客様のことを把握すべきだから

担当制にしてしまうと、担当者はお客様のことを把握しているけれど、税理士はあまり把握していないということがありえてしまいます。
ここが担当制の最大の欠点だと言えます。

これが行きすぎると税務調査で、
「担当者はお客様のことを答えることができるけれど、税理士は答えることができない」
といったことにつながってしまいます。

もちろん、担当制でもお客様のことを把握されている税理士もいらっしゃいますし、お客様のことを全て担当したとしても、お客様の全てを把握するのは不可能なことではあります。

しかし、個人的には税務調査で税理士がお客様のことを答えることができないのは、税理士としてどうなのかなと思いがあります。

 

経営者のパートナーだから

税理士の仕事は税務だけではありません。
税理士という存在は経営者にとっては経営に関する良き相談相手であり、経営者のパートナーだと言えます。

税理士が経営に関するアドバイスをするには、お客様のことをよく知っておかないとできません。
お客様のことをよく知る為にも、自分がお客様の担当をする必要があります。

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まとめ

私がお客様の全てを担当したい理由についてまとめました。

お客様のなかには「税理士事務所の担当職員は全員税理士だと思っていた」とおっしゃられる方もいらっしゃいます。
世の中にはそういう事務所もあるでしょうが、全体からすればかなり少数です。

このお話を聞いて、「税理士に全てを担当してもらいたい」という考えでしたら、そういったスタンスの税理士事務所を選んでいただければと思います。
逆に、普段は税理士でなくても良いというお考えであれば、担当制の税理士事務所で良いでしょう。

どちらが良くて、どちらが悪いということではありません。
あくまでも、考え方があっているかどうかということです。

しかし、あとでミスマッチが起こることを防ぐという意味でも、担当制なのか、全て税理士が担当するのかの確認は事前にしておいた方が良いでしょう。

 


□編集後記□
昨日は読書をして、ダラダラしていたらいつの間にか1日が過ぎていました。
独立してから、読書の時間は確実に増えています。
ただ、読書をしている途中に眠くなって寝てしまうことがよくあるので、その辺りの対策をしなければというところです。



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