選挙運動から考える、知ってもらうことの難しさ

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本日(2019年4月21日)は岐阜市議会議員選挙の投票日です。
この1週間、候補者は連日選挙カーで投票を呼びかけていました。
その光景を見て、改めて知ってもらうことの難しさを感じました。

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選挙カーからの呼びかけ

選挙運動期間になると、毎日、候補者は選挙カーから投票を呼びかけます。

「○○○○をよろしくお願いします。」
「○○○○を助けてください。」
などです。

○○○○と名前を連呼します。
正直、迷惑と感じることも多々あります。

どうしてこんなことになっているかというと、日本の公職選挙法上は、
「選挙カーの移動中は名前の連呼しかできない」
となっているためです。

確かに、名前を呼ぶことで知名度の向上には繋がると思います。
ただ、それでその人に投票しようと思うかというと、候補にはあがるかもしれませんが決め手にはなりません。

その人に投票するかどうかはその人がどういう人なのかが重要です。

 

まずは名前を知ってもらうこと

私だけかもしれませんが、そもそも議員の人たちがどんな活動をしているかよく分かりません。
国会議員選挙はテレビや新聞などで取り上げられるので分かりますが、市議会議員選挙は情報があまり入ってきません。
4年ごとに名前を聞くけど普段は何をやっているのか分からない人もいます。

市議会議員の人と普段から接している人たちはそんなことないのでしょうが、有権者のほとんどは普段市議会とは縁遠い生活を送っています。
普段の自分の生活にどう結びついてくるのかがイメージしづらいのです。

普段の生活と結びつきにくい仕事と言えば、税理士も同じです。
普通のサラリーマンの方々は、年末調整で会社が税額を計算してくれますので、大半の人は税理士と関わる機会はありません。
そういった人たちが自分で事業を始めた場合に、税金のことで相談しようと思ったとしても
「誰に相談したらいいか分からない」
ことがほとんどだと思います。

ですので、まずは名前を知ってもらうことがとても重要です。

 

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どういう人なのかを知ってもらう

名前を知ってもらうための方法は数多くあります。

  • 交流会などの人が大勢集まる場所に出向く
  • チラシやDMなどを配る
  • ホームページで宣伝する
  • ネットの広告を出す
  • その他

ただ、名前を知ってもらっただけでは、仕事の依頼には繋がりません。
その人がどういう人なのかを知ってもらうことがもっと重要です。

しかし、交流会でお会いした人とはそんなに長く話す時間はないでしょうし、チラシやDMも情報を多く書きすぎるとかえって見辛くなります。
そういった場合はブログは最適です。

まずは自分の名前を知ってもらい、その後考え方などはブログを見ていただくことで知ってもらう。
その上で納得していただき、仕事の依頼をいただく形が一番いいです。
そうすれば仕事のミスマッチも発生しにくくなります。

 

私の営業活動はこれから始まりますが、私自身の考え方や、どういった人なのかを知ってもらうためにもこのブログを通して日々の発信を続けていこうと思います。

 


□編集後記□
市議会議員の立候補者を見ると、私より若い方がいます。
いつの間にかマスオさんの年齢(28歳)を超え、野原ひろしの年齢(35歳)も近づいてきました。
これからいい歳の取り方ができるようにしたいです。

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