同業者は仲間か、ライバルか?

仲間?ライバル?
仲間?ライバル?
税理士

独立すると同業者の存在が気になります。
特に税理士は全国に約78,000人おり、私が所属しています名古屋税理士会だけでも約5,000人弱います。
そんな同業者ですが、時には仲間であり、時にはライバルとなります。
同業者との付き合い方についてまとめました。

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同業者は仲間

同じ世界に身を置いている同業者は仲間だと言えます。

税理士の場合は、税理士の気持ちが一番わかるのは税理士です。
私自身、最近は色々な場に出るようにしていますが、一番話が合うのも税理士です。

特に今の時代は、税理士として独立しようと思っている人は少数なので、同じように考えている人に会えるとすごく嬉しくなりますし話が合います。

最近は、SNSやブログなどで情報を発信したり、情報を得たりすることが簡単になりましたので、色々な方と繋がることもできます。

また、ひとりで独立して仕事をしていると、ひとりでは分からないことや解決できないことが出てきます。
近年は、税務も複雑化し、かつ細分化してきています。

全てのことをひとりで対応するのは不可能です。
そんな時には他の方に相談できる環境を作っておくと良いです。

 

同業者はライバル

同業者は、同じような顧客を相手としていますのでライバルであるとも言えます。

税理士業界は狭い世界なので、税理士同士でも顧客を取った取られたという話は聞きます。
最近は少なくなったようですが、取られたほうが取ったほうを訴えるような争いがよくあったようです。

現在でも勤務している従業員が、税理士資格を取って独立する際に顧客をもっていかないように、入社時などに誓約書を書かせる会計事務所があるようです。

これも同業者をライバル視している所以だと思います。

私は、どの税理士を選ぶかは顧客の自由だと思いますので、従業員の独立に伴い、顧問先が従業員についていくのも、顧客の自由だと思います。
経営上、様々な問題はありますが、誓約書を書かせるのはやりすぎだと個人的に思います。

ただし、ライバル視するということは、敵対するというイメージがありますが、良い側面もあります。
あの人が頑張っているから負けれないという気持ちを持つことで、自分自身のレベルアップに繋がります。

アベンジャーズでいう、「スティーブ・ロジャースとトニー・スターク」のような関係であったり、HUNTERXHUNTERでいう、「ゴンとキルア」のような関係です。

私も同世代で独立をしている税理士の方の活躍を見たり聞いたりすると、負けられないという気持ちになり、もっと頑張らなくてはいけないと思います。

 

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刺激をお互い受ければレベル向上に繋がる

このように、仲間でもあり、ライバルでもある同業者ですが、上手く付き合っていくことで、お互い刺激を受けて業界全体のレベルの向上に繋がっていけばと思います。

税理士という職業は良くも悪くも法律で守られている職業です。
外の世界に目を向けず自分のやり方をずっとやっていけば時代に取り残されてしまいます。

独立

税理士として独立を決めた理由は、未来を想像してみると今行動すべきと判断したから

現在はAIの発展により、税理士の仕事が奪われると言われているため尚更です。
これからも税理士業界をを取り巻く環境は大きく変化していくと思います。

そんな時代を行きていくために、色々な方と関わっていくことは大切なことです。

自分自身もライバル視してもらえるような税理士でありたいと思っています。

 


□編集後記□
昨日は午後から支部集会に参加しました。
4月、5月で合計3人の新規入会者がいました。
後輩ができたようでなんだか嬉しいです。
(面識のない方ばかりですが)

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