間違いノートは直前期しか作らない〜税理士試験勉強法〜

間違いノート
間違いノート
勉強法

今日はGW1日目です。
税理士試験受験生にとってはたくさん勉強をするチャンスです。
税理士試験受験生の中で、間違いノートを作っている人はたくさんいると思います。
今回は、この間違いノートについて私なりの活用法をご紹介したいと思います。

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間違いノートとは

間違いノートとは、
「自分が解いた問題のうち間違えた問題とその対処法を書くノート」
です。
税理士試験だけではなく、資格試験の勉強法ではメジャーな方法なので、実践されている人も多いと思います。

作成方法は人によって違うとは思いますが、多くの人は次の手順で作成していると思います。

  1. 間違えた問題を書く(問題をコピーして貼る)
  2. なぜ間違えたかを書く
  3. その対処法を書く

現に私もこの方法で作成していました。
私の受験生時代は普通のノートに書いていましたが、今だったらエバーノートで作成します。

間違いノートは、点数を上げるためには必須と言えます。
特に税理士試験はミスとの戦いですので、ミスを無くすために間違いノートで自分自身を分析するのは大切なことです。

 

間違いノート作成の注意点

間違いノートを作成する上で注意しなければならないことが、
「間違いノートを作成することが目的とならないように気をつける」
ということです。

よく、「間違いノートを作成したら満足してしまい、あとで見返さない」という人がいます。
間違いノートはあくまでも自分の間違いを分析して、点数を上げるための手段として使うツールです。
当然あとで見返さなければなんの意味もありません。
見返さないのであれば、作成しないほうがマシです。

私は、3日に1回は間違いノートを見返す時間を作っていました。

また、もう間違えないと確信したところは消去するのも大事なことです。
間違いノートは、どんどん量が増えていきますので見返す時間もどんどん増えていきます。
もう間違えない問題を見返すのも無駄な時間ですので、一定の期間ごとに作り変えるのも良いと思います。

 

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私の間違いノート作成法

そんな間違いノートですが、私自身は直前期しか作成していませんでした。
これには明確な理由があります。

税理士試験の勉強期間は約1年間です。
1年間を大きく分けると、インプット期とアウトプット期(直前期)に分けられます。
ちょうどこの境がGWなのです。

勉強開始からGWまではインプット期ですので、とにかくたくさん問題を解くべきです。
間違えてもあまり気にせずどんどん解いた方がいいです。
見直をする必要がないということではなくて、間違いの分析に時間をかけるよりも問題をたくさん解くことの方が重要という意味です。
たくさん問題を解いていくうちに、自然に問題の解き方が身についていきます。

これに対してアウトプット期は、間違いの分析に時間をかけることが重要です。
この時期は、ただがむしゃらに問題を解いていても点数は伸びません。
「なぜ間違えたのか、同じ間違いをしないためにはどうしたら良いか」
を客観的に分析することが点数アップにつながります。

このようなことから、私が間違いノートを作成していたのは直前期だけでした。

これを参考にして、これからの直前期に役立てていただけたらと思います。

 


□編集後記□
息子が拍手のような動きをするようになりました。
いきなりだったのでかなり驚きました。
バイバイをしてくれる日が待ち遠しいです。

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